2014-12-13

平等なマネジメント、公平なマネジメント

1分間ナントカシリーズ、タイトルが胡散臭いと思ってたのだけれど、どっかのブログで高評価だったので、ブランチャードらの「1分間リーダーシップ」を買った。結論から言うと、学びがあった。

ばらつきが課題


前提として、私は4人のソフトウェア開発者がいるチームの、開発プロジェクト管理をしている。要件を定義したり、工数から考えてどの順序で作るかを決めたり、そういうことをしている。開発者は私の部下ではないけれど、この本では部下と書いてあるので、部下という言葉を使う。

開発者によって得意分野、習熟度、問題解決、コミュニケーションにばらつきがある。

部下のステージに合わせたマネジメント


この本で提案する方法では「部下がとりくむ分野におけるステージを分ける。ステージごとに異なる指示と援助のしかたをする。そのためには、業務ごとの目標を明確にする必要がある。」というものだ。

異なる特性を持つ部下に対して、異なるアプローチをとることは、決して不当ではないという。ちょっとまえに、equality と equity の違いが SNS に流れてきたけれど、そういう感じだ。さっきまで、異なるアプローチをとるのは不公平だと思っていた。だが自分が部下だったら、それを気にするかっていうと、何が起こっているかわかっていれば、気にしない。そのためにも業務ごとの目標を明確にし、アプローチを取り決める必要がある。

業務ごと、というのは、部下がやっている仕事が複数あるときに、業務ごとに部下のステージが異なるからだ。

明日から


すでにチームの慣性があるので、コロコロやりかたを変えてしまうと却って、開発者の迷惑になるかも知れない。だいたい部下じゃないしなぁ。


2014-12-08

宝くじが魅力的にみえるとき

電車の吊り広告を眺めていたら、宝くじが魅力的に見えた。「何億円当たるかも知れないんだったら、買ってみようかな」と認識してしまったのだ。ROI が100%を明らかに下回っているのに、である。そして、宝くじが魅力的にみえるのは、よりよい投資ができないからだ、と気づいた。

宝くじはビジネスとしてのギャンブルなので、期待値は低い。胴元の利益が、コストに含まれるからだ。ROI (投資対効果)は 1 を下回る。だいたい 50 %というところか。300 円払って、平均して 150 円返ってくる。

他の投資、たとえば読書はどの程度の ROI なのだろう。2000円の本を1冊買って読んだ結果、給料があがるだろうか。期待値どのくらいだろう。1%の確率で、月給が1000円アップ? 年間の期待値は 1% x 1000円 x 12ヶ月 = 600円。ROI = 120/2000 = 6%。給料が上がったら1年だけじゃなくてもうちょい続くけど 10〜20% ってところか。



宝くじの ROI のほうがよい。本でも、講習会でも、飲み歩きでもなんでもいいけど、宝くじよりもROIがよくないと、投資として認識できない気がする。惰性の読書を投資と呼ぶのは、実は欺瞞なのかも知れない。サイタ×サイタ の Kindle 版が出たら、消費として買うんだけど。早く出ないかなぁ。

2014-11-22

えっ 私の知識少なすぎ!?

えっ 私の知識少なすぎ!?


最近、自分が持っているデータ量、情報量、知識量が少ないせいで、困ることが多くなってきた。以前から困ってたんだろうけど、気づかなかっただけかも知れない。とりあえず情報量と呼ぶ。データとはとか、知識はとか、そういうレベルの高い話ではない。

アンテナを張っていないのが直接的な原因なのだけえど、単純に情報を集め始めると、その処理に時間がかかって、アウトプットできなくなるのが目に見えている。今の状態で、単純にあふれているのだ。

たとえば RSS フィードを通勤中に消化している。このとき、気分によって(たいてい悪い)英語の記事を飛ばす。あるいは、ちょっとだけ読んで、Evernote の後で読むノートブックにクリップする。帰りにはそれを読んでいく。けど、疲れているので英語は飛ばす。音声プレゼンも飛ばす。詳しくないジャンルの文章も飛ばす。そうやって、たまりにたまった不案内なジャンルの記事がたまる。1ヶ月くらいたって「だめだ、とても読めない。Archive フォルダに移そう」となる。

体力ないやつが、急に走り始めるとこける


なぜこうなるかというと、
  1. 自分にとって新しいことをやっているため、新ジャンルでの情報の処理に時間がかかっている
  2. 自分は同じ所にいるが、ものすごい勢いで情報の流量が増えている
  3. 自分がものすごい勢いで衰えている

1 なら前向きだけど、3ならなかなかつらい。おそらくは、程度の差こそあれ1〜3すべてが起こっている。

いずれにしても、自分を中心に考えた場合には、自分の処理能力が情報流量に追いついていない、というだけのことだ。選別する能力も含めて。

まずはウォーキングから


うっかり根性だけで対応したくなるけど、それはかなり筋が悪い。なんせ衰えているのだ。「最近、走るのが遅くなったなぁ。よし長時間はしろう」とか無理なので。体力がなくなってるんだから。

体系だった知識を仕入れる時間(つまり勉強する時間)と、流して情報を仕入れる時間を意識的に持ってみよう。

  • Feedly のRSS を選別する。
  • 座ってゆっくり読む/考える/手を動かす時間を作る。



自分が不案内なことを意図的に取り入れるとか、配分とか、そういう難しいことは、もっと先に考えようそうしよう。