2008-03-28

小林光恵 / 限りなくキョウダイに近いフウフ

「限りなく透明に近いブルー」とタイトルが似ていたので手にとった、小林光恵の「限りなくキョウダイに近い夫婦」です。内容はちっとも似ていません。

わたしたち[子供を]作らない主義なんです、と答えてしまえば、質問の主はそれ以上しつこく聞いてこない。[...] 主義という言葉には案外力があるものだ。(p.13)

主義、ね。今度使ってみよう。「昼食はカロリーメイトで済ませる主義なんです」とか。

家事分担はこまかなことでも担当を決めてしまったほうが気分よく暮らせる。(p.24)

これを知っていれば、もしかしたら、これまでに失敗してきた共同生活がうまくいったかも知れません。性別とか期間を問わず、たとえば合宿みたいなこととか。



ウェブで見つけた書評を見ていると、夫婦のあり方みたいなところに言及していることが多いです。でも、この作品はそういうことが主題ではないのでは、疑惑。



以下、全力でネタばれ。


そもそも、主人公たちはは夫婦を続けられないくらい、お互いを傷つけていると思います。夫が未熟さゆえに妻を傷つけ、妻の反撃はいきなり精神的にトドメを刺してしまっています。仲がいいけどセックスレスだからという理由で、兄妹という在り方を選択してるわけではない。そして、そればっかりを気にしていて、自分が相手を愛しているかどうかに目を向けていません。そこに気づくのか? 実際どうなのか? を読者は追っていくのだと思います。



あ、もしかして、みなさん同じことを思っているけれど、ネタばれみたいな無粋なことをしないだけなんですかね。




限りなくキョウダイに近いフウフ (幻冬舎文庫 こ 5-12)



2008-03-18

マザーハウスのウェブサイトがダウンしてる

会議中に途上国におけるビジネスの話になって「マザーハウスっていうカバンの会社がありますよ」とウェブサイトを開こうとしたら、ダウン中。なんでかなぁと思ったら、昨日テレビに出てたんですね。テレビ持ってればよかった、と年に数回思う瞬間でした。



2008-03-04

クリーニングした服を取りに行かない病

ワイシャツやスーツのクリーニングは、自宅から徒歩3分くらいのコンビニエンスストアでお願いしています。正確にはコンビニエンスストアが窓口で、実際にはどっかの業者がやってくれて、3日くらいで仕上がります。スピードよりも24時間営業が魅力です。



ところが、仕上がった服を取りに行くのが億劫なのです。さすが天下の先延ばし屋です。で、ついつい取りに行きそびれてしまうのですね。スケジュール帳に書き込んだり、アラーム鳴らしたり、いろいろやっているのですが、怠惰っぷりがすさまじい。



先日は Y シャツがないことに夜のうちに気づきつつ、洗濯することさえ億劫になり、結局、朝引き取るために家を出て、帰宅して着替えるという、どうしようもない愚行に及んでしまいました。



で、考えたのが、そのコンビニエンスストアの前を通るように、通勤コースを変更する、というもの。さてさて、どうなるやら。



2008-03-02

カクテル「オリエンタル」

マンハッタン、フレンチ・コネクションと飲んだ後、バーテンダーの人に相談したら、じゃあってことでオリエンタルというカクテルを作ってもらいました。バーボン、オレンジキュラソー、ライムジュース、あと他にも入ってた気がします。一杯目に飲んだほうがよかったかも。あるいはライムジュース控えめとか。



ところでバーの近所で、ドラマの撮影をやってました。テレビを持っていないので女優さんの名前は分からないのですが、反則的に美しい方でびっくりしました。伊東美咲っぽいのですが、定かではありません。