2005-02-24

<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480877533/addicted2inde-22">山田ズーニー あなたの話はなぜ「通じない」のか</a>

p.65 1.面白い!と思った記事などを切り抜いて貼る。2.その面白い考えは、どういう「問い」から出てきたのか、文中に書いてあれば線を引く。3.文中に「問い」が書かれていなければ、「意見」から逆算して割り出す。


ふむふむ。すぐに実践できそう。



p.77 ミステリーで名探偵は首ばかりひねっている。「おや?おかしいですね。犯人はどうして靴を脱がなかったんでしょう?」[...] 石頭の警部は最初から「わかった!犯人は」と正解を急ぐ。問いが働かない代わりに憶測、先入観、決めつけが働き迷走する。


技術サポートや技術営業におけるプロービングも然り。相手の本当の要望や問題が分からないうちに、解決しようとしてはいけません。



2005-02-21

なぞなぞ理論やぶれたり

たつをさんが「駄洒落は受けが悪いが、同じ内容をなぞなぞにすると受けが良い」というなぞなぞ理論を提唱しています。



今日、電車のなかでなぞなぞ大会が開催されているのを目撃。彼らは盛り上がっていたようですが、まわりは引いていました。なぞなぞ理論は決して万能ではないようです。いや、万能だとは、どこにも書かれていませんが。



というわけで、なぞなぞ理論に捕捉。「救いようのない駄洒落は、なぞなぞ理論もお手上げである」



ctypes で DAQmxBase

ctypes の Mac OS X 版がいつのまにやら出ていました。USB 接続の A/D 変換デバイスのプログラムを、Python から呼び出そうとしたら、Bus Error とやらが出る。ちょっとずつ、やっていこう。ちなみに C では動く。たぶん、ポインタ渡しがおかしいのかな、と勝手に思い込んでいる。




from ctypes import *

DAQmx_Val_Cfg_Default = -1

DAQmx_Val_Volts = 10348

DAQmx_Val_GroupByChannel = 0

pointsToRead = 1

samplesPerChan = 1

timeout = 10.0



DAQmxBase = cdll.LoadLibrary("/Library/Frameworks/nidaqmxbase.framework/nidaqmxbase")



task = c_ulong()

print DAQmxBase.DAQmxBaseCreateTask("hoge", byref(task))

print DAQmxBase.DAQmxBaseCreateAIVoltageChan(task, "Dev1/ai0", "",

DAQmx_Val_Cfg_Default,

c_float(-10.0), c_float(10.0),

DAQmx_Val_Volts, None)

print DAQmxBase.DAQmxBaseStartTask(task)

data = c_double()

pointsRead = c_ulong()



# ↓ここでバスエラーが出る

print DAQmxBase.DAQmxBaseReadAnalogF64(task, pointsToRead, c_float(timeout),

DAQmx_Val_GroupByChannel, byref(data),

samplesPerChan, byref(pointsRead), None)



print DAQmxBase.DAQmxBaseStopTask(task)

print DAQmxBase.DAQmxBaseClearTask(task)



2005-02-02

本屋さんでの微妙な関係

空港での乗継に時間があったので本屋に寄りました。"The Tipping Point" という本を書いた Malcolm Gladwell が "blink" という本を出していた。前作が結構おきにいりだったので、blink を持ってレジへ。となりのレジで会計している人が、ちらちらこっちを見ているなぁと思ったら、彼は前作 "The Tipping Point" を購入しようとしていた。



「おー、blink を買うのか。俺も買おうと思ったけど、tipping point まだ読んでないんだよな」「おーそうか。tipping point おもしろいよ」「まじでー! そいつは楽しみだ」「新作がおもしろい保証はないだけどなー」などと、全力で当たり障りのない会話をしました。



普段、日本の本屋さんで購入すると、ブックカバーをかけられるので気付かないけれど、同じ本を読んでいるというのは、なかなかによい共通点なのかも知れません。合コンで探すより、本屋のレジで張っているほうが、気のあう人を見付けられるかも知れない仮説。出会い系サイトとしての「本棚.org」というのはどうだろう。あー、もともと、控えめに、そういうものなのかな。