2005-02-02

本屋さんでの微妙な関係

空港での乗継に時間があったので本屋に寄りました。"The Tipping Point" という本を書いた Malcolm Gladwell が "blink" という本を出していた。前作が結構おきにいりだったので、blink を持ってレジへ。となりのレジで会計している人が、ちらちらこっちを見ているなぁと思ったら、彼は前作 "The Tipping Point" を購入しようとしていた。



「おー、blink を買うのか。俺も買おうと思ったけど、tipping point まだ読んでないんだよな」「おーそうか。tipping point おもしろいよ」「まじでー! そいつは楽しみだ」「新作がおもしろい保証はないだけどなー」などと、全力で当たり障りのない会話をしました。



普段、日本の本屋さんで購入すると、ブックカバーをかけられるので気付かないけれど、同じ本を読んでいるというのは、なかなかによい共通点なのかも知れません。合コンで探すより、本屋のレジで張っているほうが、気のあう人を見付けられるかも知れない仮説。出会い系サイトとしての「本棚.org」というのはどうだろう。あー、もともと、控えめに、そういうものなのかな。