「天職」とか「運命の人」みたいなのがあって、そういうのに出会えさえすれば落雷に打たれたように好きになれる、というのって違うなーと思うんですよね。
えー! 嫌いになるのには理由がいろいろとあるのですが、好きになるときにはあんまり理由はないんじゃないかなぁというのが、個人的な感覚です。納豆だと「くさい、ねちょい、まずい」とか。でも、ゴルゴンゾーラはくさくてねちょいけれど、好きです。
でも、
エーリッヒ・フロムは「愛することは技術である」と言ってます
だそうなので、そういうことなのかも知れません(主体的判断ゼロ)。
就職してからやっている仕事は、割と好きです。失敗や、ストレスや、嫌なこともありますが、基本的には好きです。ただし、これは技術や努力によって好きになったのではなくて、「『好きだ』と思わないとやってられない」という自己欺瞞が隠れているかも知れないという難点もあります。いや、もちろん好きでやっているんですよ。念のため。