Wingwre 社の Wing IDE という Python の IDE の 一番高い Professional 版を試用(そうです「試」用です)し始めました。web.py と SQLObject を使ったウェブアプリ開発を前提にしています。ちなみに本職は開発ではありません。日曜プログラマです。
これまでの開発環境は
- Windows XP SP2
- CTRL+TAB や TopDesk(似非Expose)でフォルダ、Command Prompt、Firefox、xyzzy (Emacs っぽいエディタ)、Python ヘルプを切り替える
- TortoisSVN でバージョン管理
- TODO はテキストファイルで管理
でした。で、
- 編集ソースの切り替えとウィンドウ切り替えのキーストロークが異なるのがやだ
- 自動補完が欲しい
という不満がありました。
Wing IDE の使い方は
- エディタのパーソナリティをEmacsに設定
- Edit-Preference-Layout で個別ウィンドウに設定
- Python Shell も Wing IDE から開く
- Wing IDE の SVN 機能はまだ使っていない
です。感想は、
- エディタもシェルも自動補完は思いのほか便利
- すべての作業・閲覧対象を Ctrl+tab で切り替えられて便利
- 編集時にシンタックスチェックしてくれて便利
- あんまり使わないけど、Shift+F6でユニットテスト実行も便利
- あんまり使わないけど、ブレークポイントとか変数ウォッチも便利
- Code Folding 機能は使っているけど、編集しているうちに expand してしまうので微妙
- TopDesk ではWingの画面が真っ黒になってがっかり
というわけで、なかなか良いです。
編集ソースが増えてくると、TopDesk で表示したウィンドウが真っ黒になるのが痛いです。が、実際のところ、あんまりたくさんの画面を縮小表示されても、どれを選べばいいのかわからないのかも知れません。Vista の Flip 3D にするといいのかも。
30日使えるらしいので、もう少し試用を続けてみようと思います。無料の 101 版でもいい程度の機能しか使っていませんね。Personal 版の $35、Professional 版の $179 でも支払っていいと思っていたわけですが。