久しぶりに LabVIEW を使って、コードを書いている。UIフレームワーク+信号処理ライブラリ+ビジュアルプログラミング言語のIDE というところでしょうか。
National Instruments 製のハードウェア(電圧入力とか、CAN入出力とか、カメラによる画像入出力とかのデバイス)を使うなら、ドライバーとUIで全力で手抜きできる。Init、Start、Read、Stop するためのアイコンを置いて、Read の戻り値をUIコンポーネントに接続するだけでいい。
あと、実行単位が静的に決まっているときの並行処理コードも楽ちんである。
基本的に、左のほうのアイコンから、右のほうのアイコンに、データが伝搬されていく。四角く囲んであるのは、Whileループで、条件が成立するまで繰り返し実行される。
で、上と下の While ループどうしは依存関係がないので、なんとなく並行処理するようになる。両方のループが完了すると、右のほうにワイヤーが集約されたところで join されてめでたく終了する。便利だ。
便利なんだけど、あまりに久しぶりなので、細かいことを忘れていたり、他のプログラミング言語でできたことをうまくLabVIEWの考え方にマッピングできなくて、時間がかかっている。知り合いのトイプー使いが「プログラミングはスポーツみたいなもんで、すっと体が動くようになるといいね」みたいなことを言っていて、まさにそのとおりだと感じている。