増井氏の発表、ユビキタス時代の Life Hacks (via ご参加ありがとうございました!(LHC2005)) の最後で「ユビキタスなメモ書き」という話題が出てくる。
メモは Wiki を使って管理し、ネットワークにつなげないときにはローカルのミラーを使用する。PDA はサブセットを持ち歩く。PC ではウェブブラウザで Wiki を使う方法と、Emacs で閲覧編集をしているようだ。
あらゆる場面で単一の覚書を閲覧編集できると、プログラミングの最中にメモした tar コマンドのオプションを客先のトラブルシューティングで使える。会議中に思いついたことを、電車の中で携帯電話で読んで吟味できる。ドラッカーを読んでいるときに見つけた気の利いた言い回しを、上司と飲んでいる最中に披露できる。
私の使用環境は、Windows での xyzzy と携帯電話 702NK だ。Mac OS X 上の Emacs が使えると便利だし、自分の PC がないとき用にウェブブラウザから使えると更に便利だ。Wiki を使ってメモするところから始めてみよう。
ところで、MoinMoin には Python から簡単に呼び出せる XML-RPC 機能がある。これを使えば Python でコードを書くときに、HTTP を忘れてよい。