「書いてから発表する方法だと、書いている間は他人の意見が見えない」というのが、衝撃的。アカデメディアでやった方法と同じだ。
全員が手元に書き終わると、ハワードは順番に一つずつ読ませた。一つ読んでは、次の人といった具合なので、三~四周まわることになる。自分の番がきて、もうすべて自分の書いたもは読んでしまった人は「パス」していい。この方法だと、一人の意見で全体の雰囲気が動くのではなく、みんなの意見が平均的に出てくるので、悪くない。(p.55)
これは便利。いきなり使える。
「このままいくと、スケジュールどおりに終わるか? でないとすれば何日遅れるか?」(p.83)
工数管理のような考え方を、日常に取り入れないと、いつまでたっても何も達成できない、と思う。ゴールドラットが「コストに縛られるな!」で指摘しているように、意思決定にはスケジュールとシミュレーションが必要である。