20代の間に身につけておけばよかったなぁ、と30代の私が思っているようなことが書かれている。Better Late Than Never ではあるけれど、若い新入社員の人に読んでもらいたいような本である。こんな本を読まなくてもいいような人を、採用すればいいのだけれど、私のように30過ぎて気づくような人間をうっかり雇う職場も存在するのだ。
新しい仕事に取り組む場合、いろいろ慎重に考えすぎると、着手できなくなったりする。そこで「とりあえず始めてみる」のだが、その仕事の目標・目的だけは明瞭にしておく必要がある。 (p.117)
仕事がうまく進まなくなると、人間誰しも「ダメな理由」を考えて上司に説明したくなる。[...] ダメな理由を考えている暇があるなら、「うまくいかせるにはどうすればいいか」と、ここでも前向きの提案が必要だ。 (p.165)
すごい会議っぽい。