2007-08-24

Mac が欲しくなるバー

宇都宮市に出張中。仕事が早く片付いたので、2杯だけと決めて、近くのバーに行きました。「よくこちらにはいらっしゃるんですか?」「いえ、めったに。ジントニックください」



バーテンダーさんと話してみるとガジェット好きらしくて、ニコンの一眼レフのデジタルカメラを購入したそうです。私の上司もばかでかいレンズをつけて撮影したりするらしいことを思い出しました。「大きいレンズですか?」「そうなんです。被写界深度がどうとか」「そうそう!」「うはは、マニアックですね。ロングアイランドアイスティーください」



Mac の Classic を持っていたらしく、今は MacBook Pro と。N88 Basic でプログラミングもしていたと言うので、ベーマガを知っているかと聞くと、知っていました。「BASIC だけだといいんですが、マシン語とかが入ってくると、もうチェックサムをちまちま見ていくしかないんですよねぇ」「そうそう。定規当てながら、何行目と見ながらね。モヒートください」



そんなこんなで、今月中に Mac を買ってしまいそうです(四半期に一度、こういう気分になります)。



2007-08-21

アメリカに本社を置く会社に勤めています。本社から回ってくる資料の類には、やたら文字がずらずら並んでいて、しかも眠たいことがつらつら書かれています。シリアルというか、シーケンシャルというか。先日も出張していて、帰ってきてからも、そんなことについて話していました。都合よく、この課題に言及したブログを発見。



なぜ、日本人のプレゼン資料が海外に伝わらないのか?」によると、

恐らく下記のようなことが起こっているのではないでしょうか?



文化的背景が異なる人々から構成されている欧米社会は、ローコンテキストコミュニケーションの社会です。つまり、暗黙知の共有度が低く、形式知によるコミュニケーションが主体に社会です。このため、ロジックが明確であることが重要であり、文章でロジックを記述する方が伝わることになります。

そうかも知れません。学生時代になんとかやってこれたのは(中退なので、やってこれていないかも知れないけれど)、式を展開することが多かったからだと思います。数学が苦手だったので、移項とか積分とかをちまちま書いていたので、やっていることが伝わった、と。



ただでさえ英語が下手なのですから、しっかりと筋道たてて書いていくというのは、重要だと思いました。でも長い英文の読み書きって疲れるんですよねぇ。



2007-08-20

村上龍 / ラブ&ポップ

大切だと思ったことが、寝て起きてテレビを見てラジオを聞いて雑誌をめくって誰かと話をしているうちに本当に簡単に消えてします。(p.57)



大切だと感じたものはすぐに手に入れるか経験するかしないと、一晩か二晩で平凡なものに変質してしまう。(p.59)



やりたいことや欲しいものは、そう思ったその時に始めたり手に入れようと努力しないと必ずいつの間にか自分から消えてなくなる。(p.90)

このような文が、この小説には何度も登場します。そして、ある意味それは真だとも思います。何かを手に入れる手段というのが限られていて、その手段が援助交際というのは理解できます(良い、というわけではなく)。



指輪なんて、どうでもいいように思えますが、そうはいきません。私が「Mac が欲しくて定期預金を解約する」のも基本的には似たようなことだと思います。リスクをおかして、不必要なものを入手するわけです。ただ、援助交際はリスクが大きい(ように思える)ですね。この小説は、そういうところを表現できていると思います。主人公が、やるぞ、と決め手からの後半が、手に汗握る展開です。



ラブ&ポップ―トパーズ〈2〉



魂萌え! DVD

風吹ジュンの主演映画「魂萌え!」を DVD で観ました。風吹ジュンがかわいく撮れています。



映画館のシーンで「失礼ですが、シニアの方ですか?」「失礼じゃありません、シニアです」って言うところとか、酔っ払ってにこにこ「はいっ」って言うところとか。もえー。




魂萌え!