Venkat Subramaniam と Andy Hunt による「アジャイルプラクティス」を読みました。翻訳には角谷氏が入っています。アジャイル厨としては読んでおなねばならないでしょう。
まずは、一日という単位で考えてみよう。できることなら、日々の仕事はそれなりに見通しの立った状態で終わりを迎えたい。大きな懸案事項を積み残して、もやもやした気持ちを抱えたままでは終えたくないものだ。 (p.41)
未来予想は相変わらず下手っぴなので、こういうところからスタートだなぁと思います。予想外の割り込みがあったりして、うまくいかないんだけど、練習して少しずつ、確度と精度をあげていかないと、と思います。1日の予想ができなければ、1週間、1ヶ月の予想はできない。
小さな問題には小さなうちに対処しよう。未知の課題は深入りする前によく調べよう。過ちに気づいたらすぐに、素直にそれを認めよう。 (p.4)
ここがよく分かりません。気づいたら対処するべきだけど、最初のころには小さな未知の問題がたくさんある。それらを潰してからだと、ひとつめのイテレーションが始まらない。難しいものです。
「オーケー。で、私か力になれ ることはある?」そう、彼らはくよくよ考える代わりに、努力をその問題の解決に向ける。なぜそうするのかは明らかだ。成果をあげることこそが重要だからだ。 (p.13)
「うへぇ」って思うことってあるけれど、うへぇって思っても解決しない、のと同じだ。解決するしかない。解決に関与しない思考や行動は無駄でしかない。んだけどね、まあ、つい、びびってしまって、自分の感情や驚きを優先的に外に出して(「うお!」とつぶやいてしまうなど)しまいます。気をつけたいものです。