仕事で Visual C++ 6.0 を使うことになりました。共同で仕事するので、自分だけ Visual Studio 2005 を使うわけにはいきません。
書籍がほとんど売られていないので、Visual C++ 6.0 環境の効果的な使い方が分かりません。いらいらしてきたので、xyzzy でコードを書いて、cl.exe や cygwin の g++ でコンパイルしてみました。Windows API を呼ぶだけなら、ライブラリなんぞに気を使わなくてもいいようです。
#include <windows.h>
#include <iostream>
using namespace std;
DWORD WINAPI hello(LPVOID data) {
for(;;) {
cout << "hello" << endl;
Sleep(1);
}
return 0;
}
DWORD WINAPI bye(LPVOID data)
{
for (;;) {
cout << "bye" << endl;
Sleep(1);
}
return 0;
}
int main() {
HANDLE h = CreateThread(NULL, 0, hello, 0, 0, NULL);
HANDLE b = CreateThread(NULL, 0, bye, 0, 0, NULL);
Sleep(100);
return 0;
}
「g++ foo.cpp」「cl foo.cpp」のいずれでもコンパイルできます。これのほうが簡単だ。と思ったのも束の間、Visual C++ 6.0 のプロジェクトファイルが必要なのでした。