2007-12-21

江國香織 / いくつもの週末

仕事で片道1時間ほど電車に乗って出張しました。電車に乗る前に、買った本です。

東京とアワーというものは、昼間みてもちっともきれいではないのに、夜みるとどうしてあんなに素晴らしいのだろう (p.64)

ああ、それは本当にそう思います。職場も自宅も東京タワーに近いのですが、昼の東京タワーは見てられません。でも、夜の東京タワーはよいです。とくに近くから見たときの、あの太い鉄の紅白の脚の照らされ具合。

幸福にしたりされたりする方が、教育したりされたりするよりずっと素敵だ。(p.141)

ふーん。




いくつもの週末 (集英社文庫)