脱サラしてからの軌跡
登場人物たちの性格が、ことごとく屈折している。映画は見ていないが、綾倉聡子=竹内結子という妄想してしまう。もったいない。
本多は、聡子が少しも外国語を喋らないのに、二人の王子の前で、へりくだりもせず高ぶりもしない、気品のある態度を持しているのに心を博[う]たれた [p.87]
英語が話せないくらいで、おどおどしてはならぬ、と。そういえば、年末に英語学校の資料を取り寄せたっきり、何もしていない。