高級言語しか使ったことがない人、しかも I/O のパフォーマンスに四苦八苦する人の役に立つと思う。メモリや I/O についてはスパコンの講習会で、キャッシュについては研究室の勉強会で断片的に学んだことがある。最初から、こういう本を読んでいれば楽だっただろう。
浮動少数点同士の大小の比較でも [等価かどうかの比較と] 同じ問題がおきる [p.70]
えー!
イクセス127形式では、指数 20 が値127($7f)で表されます [p.72]
なんで、0 にしないのかと悩むこと3日。2-n の場合があるので、20 の場合を 0 にしてはならないのだ。たぶん。
[ASCIIコードでは] 大文字の英字は第5ビットが常に0で、小文字の英字は第5ビットが常に1になります。[p.101]
えー!
参照の時間的局所性と空間的局所性 [p.148]
こういう言葉を知っていると、いかにも知ってる人っぽくなる気がする。ところが、もっと知っている人の前で話すときには、却って無知をさらすことになる。