2006-01-28

石井住枝 / トヨタの役員秘書が見た トヨタのできる人の仕事ぶり

トヨタの役員秘書が見た トヨタのできる人の仕事ぶり
石井 住枝
中経出版 (2005/04/29)
売り上げランキング: 7,547


職場の人に借りた。



「この用紙が出て来たら、担当○○までこの用紙をお持ちください」とシートが挿してありました。 [p.76]

現場で不都合が起きたら、責任はすべて仕組みにあるという考え方です。 [p.101]

しくみに焦点を当てることは、私の仕事にも使えることだと思います。「山田が失敗した」のではなく、「失敗するシステムであった」ことを問題視する。



「K役員の [秘書の任期を2年をメドにしよう]という提案は前任の秘書を異動させたかっただけで、 2年交代をルールにしたかったのではない」とささやかれていました。言葉だけを鵜呑みにしてしまうと、周囲にも大きなデメリットを与えてしまうのです。[p.214]

それは伝える側の責任ではないか、と。言葉の裏を汲み取ることは大事だけれど、それを前提に仕事のコミュニケーションするのは、効率悪い。