仕事帰りに、サンクトガーレンのジンジャー IPA を飲んだ。八重洲にあるビアパブ「バッカス」開店6周年を祝って醸造さ
れたビールだ。ジンジャーエールでビールを割った、シャンディガフとは違う。しっかり味もアルコールも濃いのだが、風邪が治りそうな勢いで生姜が効いている。ビールの苦味と合う。
だらだらと飲んでいたら、大きな荷物を持った外国人が隣に座った。オーストラリアから着いたところで、北海道にスノーボードに行くらしい。休日に一人で飲み歩いてるのかと聞かれたので、仕事なのだと答えた。
基本的に月曜から金曜が勤務の仕事なのだが、状況に応じて土日にも仕事をすることがあるのだ、と言ったのだが通じない。それが、私の英語が拙いからなのか、異文化の壁のせいなのか、彼らの英語がしょぼいからなのかは分からない。
どんな種類の仕事なのか、どういう商慣習のある業界なのか、など話してみたが首をかしげるばかりだ。面倒なので、日本のアニメや、サケや、ニンジャの話をするのだけれど、すぐに仕事の話に戻ってくる。いい加減に面倒になってくる。しかたないだろう、仕様が決まらないのだから。