ヘリオスブルワリーの天使の RED ALE なるものを、コンビニの棚で発見した。すなわち、冷蔵庫で発見したこととほぼ同義であるがゆえ、レジで支払って帰宅した。ローストした大麦らしい甘さがある。
沖縄の水を使っているので味が柔らかい。苦さは控えめ、と見せかけてそこそこホップが効いている。しかしながら、カラメルモルトの甘さに、うまく抱擁されている。アルコール度数は 5% 。
味の薄い料理には味の薄いビール、味の濃い料理には味の濃いビールが合うと言われている。誰が言っているかというと、いつぞやのビール講習会の講師である。このレッドエールは、いろんな料理に合いそうだ。寿司と一緒でも、魚や貝の味をじゃましない。ステーキと一緒でも、肉とソースに負けない。そういう感じがする。
薄味、濃味の間の料理はなんだろうか。パスタか。濃厚なカルボナーラ、カニやエビのクリームソースのパスタといったところか。しっかり味がありつつも、パスタとソースを合わせるることで微妙な味が楽しめそうな種類の料理である。絡める盛る、と、いうわけである。