マーケティングと広告の予算をプリセールスからポストセールスへとシフトさせるなら、新しく顧客を獲得することについて心配する必要はなくなる。忠実で大切にされている顧客たちが、その点については面倒を見てくれる。
そう簡単にはいかないとは言え、既存顧客が蔑ろにされている傾向があるのは否めません。出展は失念しましたが、新規顧客を獲得するコストよりも、既存顧客にリピートさせるコストのほうが、はるかに安いと聞いたことがあります。
広告や展示会でコンタクトを取り、セールスが説得し、販売するとき、その効果測定は簡単ではないにしても、測定可能です。広告は微妙か? 一方、サポートや購入者向け特典などポストセールス活動から、顧客本人や知人の購入までの影響力を測定するのは、なかなか難しいものです。
それでも直感的に、消費者の立場から考えると、やっぱりポストセールスがしっかりしたところから買いたい、というのは正しそうです。顧客にとっては、購入してからが、販売企業との関係の始まりです。ポストセールス重要!
ところで、来月あたりマーケティング部門へ異動です。