2012-04-13

人体の前投影面積

スイム 500m 12分。体重 67.4kg、体脂肪率 23.9% 。25m を19から20ストロークで泳げた。前回は少なくとも20ストローク必要だった。これが進歩であることを願う。上半身を沈めて、前方からみて脚を隠すつもりの姿勢をとっている。実際にどんな姿勢なのかは不明。

先日、直方体の前投影面積を計算して、1度傾いているだけで、10%近く抵抗が増える、と書いた。けれど、この数字は直方体の各辺の長さの比率によって異なる。興味があるのは、自分の身体ではどの程度のロスが出るのか、だ。

計算するにあたって、体の複雑な形状や、体の丸みをここではないと考える。悪かったわね、丸くて。概算を出したいのだから、細かいことはいいのである。私の体がコレジャナイロボみたいな形をしていると仮定する。上から見たときの面積 を B、 正面から見たときの面積を C とすると、泳いでいるときの進行方向からの投影面積 A は以下のようになる。

A = B cosθ + C sinθ

自分の体をなんとなく画像で撮影して、概算をだすと、B = 5200 cm^2、 C = 2500 cm^2 程度だった。式に当てはめてみると、


  • θ=0度 ... 2,500 cm^2
  • θ=1度 ... 2,592 cm^2 (+3.7%)
  • θ=2度 ... 2,683 cm^2 (+7.3%)
2度傾くとかなり影響があるので、やはり水中姿勢は重要だ。ちなみに、上から見た時の画像を見ると、おそろしく腹が出ていたので、痩せれば 5% くらい節約できる気がする。